抽斗の釘

小説、散文、文章、短編

短編

夜のどんどん

虎の天使が腕を組んで見下ろしてきます。わたしは眠れない体をごろごろ動かしながら、時計のコチコチを聞いています。目を閉じると、黒鬼が、どろどろ動きます。腕が、足が固まってきました。さあ、夜のどんどんです。 わたしは家族と、白のハイエースに乗っ…